博之さん(61歳・男性・東京都・公務員)への取材インタビューです。
異性の話し相手が欲しくてパインを始めた博之さん。20代の若い女性との見せ合いで、熱いエネルギーをもらって若々しさを取り戻したそうです。
お話を聞いた人 | |
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プロフィール | 博之さん(61歳・男性・東京都・公務員) |
見せ合いの頻度 | 週1~2回 |
利用期間 | 1年以上 |
主な相手 | 若い女性なら誰でも |
よく使うサイト | パイン(Pine) |
道具 | スマホのみ |
やり方 | 聞き役に徹する |
工夫した点 | ケチケチせず、会話を引き延ばしてあげる(それが相手へのサポートになる) |
60代でも異性の話し相手が欲しい
――はじめに、博之さんが見せ合いにハマったきっかけを教えてください。
最初のきっかけは、純粋に、異性の話し相手が欲しいと思うようになったからです。この年になると、若い女性と会話をする機会など皆無なので、誰でもいいから話したいと密かに心の中で思っていました。
――誰でもいいから話したいという想いから、どのようにビデオ通話アプリに繋がったのですか。
昔から、私はメカには詳しい方でしたので、メカで解決しました。昔から、パソコンをいち早く買って時代を先取りしていましたし、今はスマホとiPadを使いこなしています。見せ合いできるアプリという物があるのは、なんとなく知っていました。
――数ある見せ合いアプリの中から、なぜ「パイン」を選んだのですか。
最初から、どのアプリがよいか知っていたわけではありません。アプリマーケットと言うんですか、好きなアプリを無料でダウンロードできる場所があり、「女性と話せるアプリを教えて」という風に検索して出てきたのがパインです。ほかにもいくつもアプリを試しましたが、親密になった女性と出会ったのがパインでした。
――つまり、どのアプリがよいかではなく、好みの女性と出会えたアプリがよいアプリになるのですね。
その通りです。どのアプリに、好みの女性がいるかはやってみないと分かりませんから。まさに一期一会です。
――見せ合いできるアプリにいる女性のほとんどが、娘さんほどの年齢なのではないでしょうか。
はい。20代の若い女性がほとんどですし、18歳、19歳の子供もいます。お恥ずかしい話、見ているだけでエネルギーを貰えますよ。
パインアプリでの見せ合いはこんな感じ
――実際、パインでの見せ合いはどのように楽しまれていますか。
私の場合、性的な見せ合いはほとんどしないですね。どちらかと言うと、聞き役に徹して、悩みを聞いたり、金銭で応援してあげることにやりがいを感じます。
――見せ合いできるアプリを使っている男性のほとんどが、「脱ぎ」を目的にしていると聞きます。
時と場合によりますが、私もその「脱ぎ」を楽しむことはありますよ。男ですからね。でも、ひと時の興奮よりも、心許せる相手と普通に会話をしているときの方が、不思議と心は満たされます。
――実際、金額的にはどのくらい使われますか。
パインでビデオ通話をすると、だいたい1分364円ほどかかります。単純計算で、60分も話せば2万円を超えます。決して安い金額ではありませんが、人助けをしていると思うと気持ちがいいですよ。
――人助けですか。
はい。アプリで出会う女性のほとんどが、借金を抱えています。奨学金を返している女性や、投資などで借金を作ってしまった女性たちが見せ合いを始めるのです。私の使った金額が、彼女たちの借金返済を手助けしていると思うと、仕事をする励みになります。
――なるほど。娘さんを応援することに似ていますね。
そうかもしれません。実の娘は、口も聞いてくれませんから。
無料の見せ合いアプリの怪しいサクラについて
――今までに、見せ合いアプリで危険な目にも遭ったことがあるそうです。
はい。欲を出して、直接会おうとしたのがきっかけです。
――実際、どのようなアプリで出会ったのですか。
パインのような有料アプリではなく、無料で知らない人と繋がるビデオ通話アプリでした。当時、娘ほどの若い女性と親密になり、お恥ずかしい話、見せ合いもしました。そのあと、実際に会おうという話になり連絡先を交換してしまったのです。
――実際、会えましたか。
いいえ。会う前に異変を感じたので、会うのは辞めました。
――どのような点が怪しいと思ったのですか。
アプリ上で見せ合いをしたあと、LINEの友達登録をしました。そのあとは、アプリを介さず、LINEで直接やりとりをする仲になりました。しばらくすると、借金をしている話になり、助けてあげたのがきっかけです。
――現金を送ったのですか。
いいえ。とある投資アプリに入金して欲しいと言われました。新しい仮想通貨の投資があり、入金しないと儲けを引き出せないので、助けて欲しいと。
――ポンジスキームですね。
そうかもしれません。
――そのような経験から、パインのような有料アプリで、純粋に見せ合いだけを楽しむようになったのですね。
そうです。オンラインなら、危険はありませんから。
編集後記
「誰でもいいから女性と話したい」という切実な願望と、パインをはじめとする見せ合いアプリで叶えた博之さん。
娘さんほども年齢の離れた女性と、熱い見せ合いを楽しまれているそうです。
実際、60代になると社会との繋がりが減り、異性の話し相手との出会いはなくなるもの。
パインのようなビデオ通話アプリこそ、そんな話し相手募集の場になっている側面があるのですね。
その一方で、借金を抱えている女性の多さにも驚かされます。
見せ合いを通じて、そんなお小遣い稼ぎをせざるを得ない女性を、心理面からサポートしてあげるのも、熱い見せ合いを楽しむ秘訣なのだそうです。